ライン(糸)の種類と特徴
釣り糸(ライン)には、いろいろな種類がありますが、その特徴について簡単にまとめたいと思います。
まず、大きく分けて3種類あります。
①ナイロンライン
②フロロカーボンライン
③PEライン
<ナイロンライン>
最も一般的なラインであり、品揃えも豊富で価格も安い。フロロカーボンラインより少し強度が高く、柔軟性が高い。適度な伸びがあり、それにより、魚をバラシにくい。また巻きグセが付きにくいので、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
<フロロカーボンライン>
フロロカーボンの比重は1.78と水よりも重いため、PEラインよりも早く水中へ沈む特性を持っている。
<PEライン>
まず、値段が高い。そして、ナイロン製のものに比べると比重が軽い。他のラインに比べ同等の太さで倍以上の強度がある。また、糸がほとんど伸びないため非常に感度が良い。
簡単に「ラインの種類別比較表」を作成しましたので、参考にしてみて下さい。
<ラインの種類別比較表>
以上、ラインの特徴を列挙しましたが、アジングに使うラインについて考察していきます。
先の表を見てもわかるように、ナイロンラインは使いやすい反面、伸びがあります。
これは、繊細なアタリを感知しなければならないアジングにおいては致命的な短所になってしまいます。
したがって、アジングにおいてナイロンラインは使わないことが賢明でしょう。(もちろん、ナイロンで釣れないということはないですが。)
では、フロロかPEかということになりますが、これは、釣り方によって選択肢が変わってきます。
PEの特徴としては、ナイロンやフロロに比べて圧倒的な強度を持っているということです。
さらに、伸びが全くない。
ただし、弱点が1点あります。比重が軽いことです。つまり、ラインが浮力をもって沈みにくいのです。
これは、軽いリグで釣りをするときに、少しの風でも飛距離がでなくなったり、底の方のレンジに届きにくくなったりするデメリットとして現れます。
つまり、
・軽いリグにはフロロ
・重いリグにはPE
というような選択になるのです。
スプリットショット、ジグヘッド単体などで釣る場合は、私は迷わずフロロを使います。3lbを通常使いますが大物がでる可能性があるような場所では4lbを巻いておきます。
また、Mキャロなど6~10gくらいのオモリを付けて遠投するような場合にはPEを使います。PEは0.4号か0.6号を使います。
遠投するということは、それだけアタリを遠くで感じ取る必要があるため、PEのような全く伸びないラインの方が大きなアドバンテージを発揮します。
以上、アジングに使うラインについての考察でした。
<おまけ>
ちなみに、Tictのjokerはフロロのような透明なラインですが全く伸びないということで、私も利用していますが、感度は非常にいいです。
多少硬くて取り扱いにくいですが、ラインナップの中では0.5号が総合的には1番だと思っています。
あまり無理して細いラインを使っても擦れて切れたりするリスクも多くなりますからね。
TICT(ティクト) JOKER(ジョーカー)
ライトゲームフィッシングの常識を覆す、PEライン並の少ない伸び率で、フロロカーボンを超えた極細高感度モノフィラメントラインです。
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